前回の投稿、筋トレデータをレポートにしたい その1(Power AutomateアプリでExcel Onlineに追記するフロー)で、データをエクセルオンラインに保存するようにしました。今度は、これをPower BI でレポートにしたいと思います。
やりたいこと
やりたいことは、まずはこの3つです。
- どのトレーニングをどれぐらい「やっているか」を可視化したい
- 「やっていない」日を可視化したい
- スマホから見たい
Power BIにデータを取り込む
Power BI アプリからSharePoint上のエクセルファイルのデータを取り込みます。
Yellow11さんの、Power BIでSharePointのデータを利用するを参考にさせていただきました。リストの取り込みも紹介されていて、わかりやすいです。多謝。
データソースは「履歴を貯めているエクセルファイル」ではあるのですが、データソースにはSharePoint フォルダーを使う必要があります。
Power BI Desktopの データを取得 - すべて - SharePoint フォルダー を選択します。
データの加工
- 腹筋チャレンジは、負荷の考えると回数そのままでは比較に難がある。10倍にしたい。
- 日時で取得しているけど、日付だけでよい。ただし今後使うかもしれないので日時は保持しておきたい。
日付テーブルの作成
実績のデータを蓄積したテーブルはすでにあるのですが、いろいろなブログでも「日付テーブルは作成を!」と書かれています。ある程度はPower BIで自動で日付テーブルとみなしてくれるそうなのですが、おかしな挙動になることもあるそうです。日付テーブルを作成し、としてマークしたほうが良いようです。
テーブルツール - テーブルの作成でDatesというテーブルを作成したあと、Microsoft Learn の「日付テーブルを作成します」をそのまま使って、作成しました。
Dates = CALENDAR(DATE(2021, 1, 1), DATE(2022, 12, 31))
「Dates」というテーブルに2021年1月1日から2022年12月31日までの日付の入ったカレンダーを作成します。
列の追加で、年、月、曜日の列を作成しました。
最後に、「日付テーブルとしてマーク」します。
できあがりです。列の名前を、今回はDate1に変更しています。履歴のテーブルと日付テーブルを関連付ける
レポートを作成する
あとは、視覚化を置いていきます。
どのトレーニングをどれぐらい「やっているか」を可視化したい、「やっていない」日を可視化したい、という要件を満たせるようになりました。
・・・腹筋周りのメニューばっかりなのは、気になるのがここだからです。
あとは発行して、webから見えるようにしました。発行したので、スマホから見たい、という要件も満たせました。
これで筋トレの励みになりそうです。なのですが使い始めて早速いくつか気になるところが出始めました。これはまた後日。
参考資料
Power BIでSharePointのデータを利用する - Yellow11
https://qiita.com/Yellow11/items/39336e331c397bd94d2a
ありがとうございます!
日付テーブルを作成する - Microsoft Learn
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/modules/design-model-power-bi/3-date-table
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