「オンラインで勉強会をするのだけど、パワーポイントの内容を含めて効率よく伝えるTeams会議のやり方を教えてほしい」という相談を受けました。
Microsoft365の活用について組織内で毎月のように勉強会を開催しているのですが、そんな勉強会を実施していることを耳にされたそうで、勉強会つながりということで相談されたそうです。
その方に説明した内容を、改めてまとめてみました。
- 一番の基的なウィンドウ共有
- パワーポイントを共有する(PowerPoint Live)
- 共有した画面やウィンドウ共有に話者を重ねて表示する(スタンドアウト)
- 発表者モードが表示されない!
一番の基本的なウィンドウ共有
手元のPCで開いている、何かのアプリだけを共有したいときには、「ウィンドウ」の共有を使います。
パワーポイントを共有する(PowerPoint Live)
「PowerPoint Live」を選択して保存しているパワポを共有すると、発表者モードで画面共有できます。
発表する側は便利なのですが、受け手はスライドと話者が離れて表示されてしまいます。視線を行ったり来たりちょっと面倒です。
共有した画面やウィンドウ共有に話者を重ねて表示する(スタンドアウト)
上記のPowerPoint ライブではなく、画面共有やウィンドウ共有のときに使えます。
発表者モードをスタンドアウト(この右側のアイコン)を選択すると、
この記事を書いている時点(2021年6月26日)では、PowerPoint Liveではスタンドアウトは利用できませんでしたが、資料と話者を同時に表示できる、というのは視聴者にとって視線を行ったり来たりさせなくてよいので、便利ですね。
当然ですが、資料の右下は話者に隠れてしまいます。最初からスタンドアウト前提で資料を作成する、あるいは発表の途中でスタンドアウトのオンオフを切りかえる、という方法を覚えておくと良いかもしれません。
発表者モードが表示されない!
実は普段の業務で使っているPCでは発表者モードが表示されていたのですが、この記事を書いているPCでは表示されませんでした。
なんのことはない、Teamsアプリのアップデートが漏れていたのです。アップデートをしたら表示されるようになりました。
ただ、バーチャル背景もスペックの低いPCでは利用できない場合があります。同じようにPCスペックの関係で表示されない場合があるかもしれません。
そのほか
Teamsは日々アップデートされています。Teamsで利用できるライブイベントやブレイクアウトルームも、こんな機能があるということを知っておくと役に立ちます。
私が関心があるアップデートは「日本語のライブ文字起こし(トランスクリプト)」でしょうか。とても楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿