組織内で「Teamsのチャットデータが一部ないんです。私だけ」とか「Teamsのチャネルのメッセージが一部なくなってしまいました」という問い合わせが立て続けに入りました。別の方は問題ないのに、私だけ・・・とのこと。
解決はできたのですが、備忘を兼ねてまとめてみました。
切り分け
問い合わせを受けたのは、特定のユーザー(複数)です。
まずはヒアリング。
同じチャットメンバーやチームのメンバーには同様の問題は発生していないとのこと。ということは365のサービスの問題という可能性は低そうです。そのユーザーアカウントに対して何か問題が発生している可能性もあります。
次いで、Teamsアプリでのアクセスとブラウザアクセスでの違いを確認。
ブラウザで見てもらったところ、「ちゃんと残ってます!」とのこと。この時点でアカウントに何か問題が発生していたという可能性は低くなり、そのユーザーが利用しているTeamsアプリに何か問題がある、という可能性が高くなってきました。
過去のトラブル
今回の問い合わせを受ける前に、「登録した顔写真データがおかしい」という問い合わせを受けたことがあります。あるユーザーAが顔写真を変更したのに、ユーザーBがTeamsアプリ上でユーザーAを表示したところ、顔写真が古いままだった、というものです。
その時はキャッシュクリアをしたところ解決しました。なので今回もTeamsアプリのキャッシュが何か悪さをしているのではないか・・・と考え、キャッシュクリアを行いました。
Teamsアプリのキャッシュクリア
まず、Teamsアプリを終了します。
タスクトレイでTeamアプリを強制終了します。
次に、キャッシュフォルダを開きます。
%appdata%\Microsoft\Teams
エクスプローラーや、Windows検索窓で上記のフォルダ名を入れて表示させればOKです。
それから、フォルダ内のファイルをすべて削除します。
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