Teams会議の録画先が、現在のStreamからOneDriveやSharePointに変更になるようです。また、Streamはやがて動画再生機能のみとなるとか。気になることをまとめてみました。
変更点は?
1つめ、Teams会議の保存先が、StreamからOneDriveやSharePointに変更になるようです。
- 今まではStreamが録画保存先でした
- 今後は、OneDriveやSharePointが保存先です。
2つめ、Streamの機能。現在のStreamsの機能は、新しいStreamにも順次移行するとのこと。しかし、キャプション機能などいくつかの機能は、現時点ではクラシックStreamでしか利用できません。Stream単体として動画をアップロードするなどの使い方はそのまま使えるようです。
- 現在のStreamそのものはクラシックStreamと呼ばれ、しばらくは使える。
- 新しいStreamsは、これから。ただし、最初は機能が少ない
スケジュールは?
1つめ、Teams会議の保存先
- 2021/01/07 デフォルトの保存先はOneDrive/SharePointに変更になる(まだStreamでも可)
- 2021/0301 OneDrive/SharePointのみに(Streamへの保存不可)
となります。もう変わっていますが、1/7以前に作成している会議は、まだStreamに保存されているケースもあるようです。
2つめ、新しいStreamは2021年第2四半期以降で順次リリースされるようです。
- IT 管理者主導の移行のプレビュー (2021 年第 2 四半期)
- エンド ユーザー主導の移行のプレビュー
- 会議のレコーディング移行のプレビュー
- 必要な機能を備えた新しい Stream
- 必要な機能を備えた移行ツール
- Microsoft Stream (クラシック) の終了日セットMicrosoft Stream (クラシック) が廃止される前に保持するコンテンツを移行する必要がある
- Stream (クラシック) から新しい Stream へのリンクと埋め込みコードのリダイレクトが削除されます (サポート終了日から 1 年後)
Microsoft Stream (クラシック) から新しい Stream への移行 - Microsoft Stream | Microsoft Docsより
Teams会議の保存先を変更したらどうなった?
ユーザー目線だと気になる点を感じていません。強いて言えば、OneDriveに保存される場合は、動画の共有がOneDriveと同じ操作でよくなったこと、でしょうか(Streamの共有操作はちょっと面倒です)。
管理者目線だと、Streamの保存領域を使わなくなったことが大きいです。1時間400MB消費しますが、容量が500GB+0.5GB*ユーザー数。ユーザー当たり1時間ちょっとしか保存できない計算なのですが、この問題が相当に解決されますね。
ちなみに、私の所属する組織ではすでに95%消費していて追加購入も検討しなければなりませんでしたらから、そうそうにデフォルト保存先を変更しました。しかし問い合わせが1件も入っていないので、ユーザー目線では気になる点はなかった、ということだと感じています。
気になっていること
新しいStreamに、字幕機能がいつリリースされるのか、eCDNがSharePointにも適用されるタイミングはいつなのか、気になっています。まだ情報ありませんから、これからですね。
参考情報
OneDrive for Business と SharePoint を使用して会議の記録を行う - Microsoft Teams | Microsoft Docs
Microsoft Stream (クラシック) から新しい Stream への移行 - Microsoft Stream | Microsoft Docs
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