【備忘録】Teams会議の録画先がOneDrive/SharePointに変更になることと、Streamの変更

1/17/2021

Microsoft 365 Microsoft Stream Microsoft Teams

 Teams会議の録画先が、現在のStreamからOneDriveやSharePointに変更になるようです。また、Streamはやがて動画再生機能のみとなるとか。気になることをまとめてみました。


変更点は?

1つめ、Teams会議の保存先が、StreamからOneDriveやSharePointに変更になるようです。

  • 今まではStreamが録画保存先でした
  • 今後は、OneDriveやSharePointが保存先です。
Teams会議(notチャネル会議)の場合は、OneDriveにRecordingsというフォルダが作成され、そちらに保存されるようになります。

2つめ、Streamの機能。現在のStreamsの機能は、新しいStreamにも順次移行するとのこと。しかし、キャプション機能などいくつかの機能は、現時点ではクラシックStreamでしか利用できません。Stream単体として動画をアップロードするなどの使い方はそのまま使えるようです。

  • 現在のStreamそのものはクラシックStreamと呼ばれ、しばらくは使える。
  • 新しいStreamsは、これから。ただし、最初は機能が少ない


スケジュールは?

1つめ、Teams会議の保存先

  • 2021/01/07 デフォルトの保存先はOneDrive/SharePointに変更になる(まだStreamでも可)
  • 2021/0301 OneDrive/SharePointのみに(Streamへの保存不可)

となります。もう変わっていますが、1/7以前に作成している会議は、まだStreamに保存されているケースもあるようです。

2つめ、新しいStreamは2021年第2四半期以降で順次リリースされるようです。

  1. IT 管理者主導の移行のプレビュー (2021 年第 2 四半期)
  2. エンド ユーザー主導の移行のプレビュー
  3. 会議のレコーディング移行のプレビュー
  4. 必要な機能を備えた新しい Stream
  5. 必要な機能を備えた移行ツール
  6. Microsoft Stream (クラシック) の終了日セットMicrosoft Stream (クラシック) が廃止される前に保持するコンテンツを移行する必要がある
  7. Stream (クラシック) から新しい Stream へのリンクと埋め込みコードのリダイレクトが削除されます (サポート終了日から 1 年後)

Microsoft Stream (クラシック) から新しい Stream への移行 - Microsoft Stream | Microsoft Docsより

Teams会議の保存先を変更したらどうなった?

ユーザー目線だと気になる点を感じていません。強いて言えば、OneDriveに保存される場合は、動画の共有がOneDriveと同じ操作でよくなったこと、でしょうか(Streamの共有操作はちょっと面倒です)。

管理者目線だと、Streamの保存領域を使わなくなったことが大きいです。1時間400MB消費しますが、容量が500GB+0.5GB*ユーザー数。ユーザー当たり1時間ちょっとしか保存できない計算なのですが、この問題が相当に解決されますね。

ちなみに、私の所属する組織ではすでに95%消費していて追加購入も検討しなければなりませんでしたらから、そうそうにデフォルト保存先を変更しました。しかし問い合わせが1件も入っていないので、ユーザー目線では気になる点はなかった、ということだと感じています。

気になっていること

新しいStreamに、字幕機能がいつリリースされるのか、eCDNがSharePointにも適用されるタイミングはいつなのか、気になっています。まだ情報ありませんから、これからですね。

参考情報

OneDrive for Business と SharePoint を使用して会議の記録を行う - Microsoft Teams | Microsoft Docs

Microsoft Stream (クラシック) から新しい Stream への移行 - Microsoft Stream | Microsoft Docs

Teams のクラウド会議のレコーディング - Microsoft Teams | Microsoft Docs