Office365の中でも今一つ表に出てこないSharepoint。メールや予定表、Teamsは毎日のように見てる。SharePointもおそらく同じぐらいの頻度で使っている方がほとんどのハズなのですが、あまり知られていない印象です。
ちょっと知るだけで便利に使える機能がたくさんあります。私が紹介するときに使っている機能を3つ、まとめてみました。
webでも扱えるストレージ(ドキュメントライブラリー)
ファイルサーバーと同じように、ファイルの保存先としても使えます。OneDriveが個人のためのストレージですが、部署やチームのためのストレージと捉えてください。そういう意味ではBoxなどとも近いですね。
フォルダももちろん作れますがそれだけでなく
- ファイルに追加情報(プロパティ)をつけて管理できること
- 条件に応じたファイル表示(ビュー)を作れること
- エクセルやパワポファイルを、ブラウザで閲覧・編集できること
簡易データベース(カスタムリスト)
SharePointはちょっとしたデータベースとしても使えます。エクセルやアクセスとはちょっと違いますし、データの数には制限があります。しかし列ごとに形式のきまった表(テーブル)として使えます。
ファイルがないやん・・・ってことならエクセルのテーブルでもいいのです、ぶっちゃけ。しかし・・・
- カレンダー形式で表示させるなど、ビューの自由度が高い
- Power Automateのデータソースやマスタに使ったりするにはもってこい
- 1行(アイテム)に複数のファイルを添付させることもできること
webページを発信(ページライブラリー)
シンプルなwebページを作る機能です。画像や動画などの各種メディアだけでなく、先ほどのドキュメントライブラリーやカスタムリストも埋め込めます。
私が便利だな、と思うところだと
- Fomrsをはじめとする、Office365のいろんな機能を簡単に埋め込める
- Officeファイルも埋め込んで表示してくれる
- スマホ用・PC用の画面を特に何もしなくても用意してくれる(レスポンシブ)
まとめ
実際はもっと様々な機能があるんだけど、とりあえずはこれら3つを少し触れるだけで、できることめっちゃ増えます。もちろん管理しようと思ったら覚えなきゃいけないことはまだありますけど、まずはこの3つでしょうか。
まず最初に試してみてほしいのが、ドキュメントライブラリーにプロパティつけて、でもフォルダ作らない管理です。どうしてもフォルダ作りたくなりますけど、あえてフォルダを作らないで使ってみてください。
SharePoint、難しそうに見えます。ですが、エクセルのオートフィルターやソート、列の表示・非表示と一緒です。ちょっと言葉が違うだけです。
覚えていただくと、Office365の便利さを感じてもらえる機能の代表と思ってます。一度、触ってみてほしいです。
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