iOS14がリリースされると、Officeアプリは13以降がサポート対象となり、12以前ではサポートされなくなります。そしてOfficeアプリのバージョンアップができなくなり、さらにはやがて、古いOfficeアプリでは利用できなくなるようです。
とはいえ、新しいメジャーバージョンは不具合残ってる可能性もあるし、14.1とかが出るまではアップデートさせたくないし。そんな時に、Intuneである程度コントロールする方法を紹介します。
- 前置き
- 前提
- バージョンアップ強制
- バージョンアップ遅らせ
- バージョンアップポリシーの状況モニター
- おまけ
1.前置き
さて、今年も今年でiOS14がリリースされたら、OfficeアプリのサポートはiOS13以降およびiPadOS13以降のみとなり、それ未満はサポートされなくなります。もともとのサポートポリシーでも、新バージョンと1つ前のバージョンと明記されていますね。
マイクロソフトのMicrosoft 365 と Office のシステム要件
Office は、iOS の最新バージョンとその 1 つ前のバージョンでサポートされます。iOS の新しいバージョンがリリースされたときは、Office のオペレーティング システム要件は、その時点での最新の 2 つのバージョン (iOS の新バージョンと 1 つ前のバージョン) になります。
昨年iOS13リリースではiPad OSがリリースされ、SafariやネイティブメーラーはiOSではなくMacOS アクセス要求とみなされるというので影響を受けた方もおられるんじゃないでしょうか。
必要な操作: iPadOS の起動に備えて条件付きアクセス ポリシーを評価および更新する(※2019年の、iPadOSリリースに関連する記事です)https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4521038/action-required-update-conditional-access-policies-for-ipados
というわけで、古いOSを排除すべくバージョンアップさせねばなりません。とはいえメジャーバージョンアップしてすぐは不具合も出るものですからx.1とかx.2とかの修正版が出るまではバージョンアップさせないほうがベターでしょう。
バージョンアップさせたいが、最新版にはさせたくない、これをある程度(あくまで、ある程度、です)実現したいと思います。
2.前提
あくまで、という前提をいくつか書きます。
- 監視モードであること。ADE等で監視モードであることが必須です。
- ユーザーが手動でバージョンアップすることを防ぐことはできません。アップデートをブロックできるというわけではないのです。
- OSバージョンアップには、WiFiが必要です。無線がない場合は、OSダウンロードができないようです。
- OSバージョンアップは、相応のネットワーク負荷が発生します。iOS13では2GB以上だったとか。業務に影響が出ないように留意しましょう。macを使ってコンテンツキャッシュさせる方法もあるようです。
- 当然ですが、デバイスがOSをサポートしていることが必須です。iPhone7はOK。iOS14に対応しているデバイスはこれらです。
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